僕自身もよく、イラッとした時や感情を落ち着かせたい時に、大福餅やチョコレートなど甘いものを食べたりして呼吸を整え、自分の思考や解釈の枠の外に一度出る工夫をしている。
「なぜ、そんな考えを持つにいたっているのだろう?」と僕自身を俯瞰的・客観的に見ることをします。
いわゆる『メタ認知』ですね。一般的にもよく聞くようになった言葉だと思います。
「メタ」には高次、超越したといった意味合いがあり、近年ビジネス分野でも注目されている。
「自身と相手の置かれている状況を高次に俯瞰し常識に捉われた余計な前提を排除し、使用できるものやことは何でも活用して良い方策を編み出す」それは人間関係やビジネスにも活用ができます。
今まで気づかずにいたふとした構想アイデアやひらめき・色々な人やものの見方などなど。
そのようにすると、次に同じような場面になった場合にはどうしたらよいかなど視点や視座に立つことができ『心の余裕』があり、良い判断も同時にとれます。
その練習・訓練を繰り返すことで、一瞬感情的になった時でも、『深呼吸』など呼吸を整えリラックスすることで副交感神経が優位になり緊張や興奮が和らぎ「今、このタイミングでこの言葉を言ったら関係がまずくなるかな」など理性的にブレーキを踏めるようにもなれます。
この一連の過程こそが「受容」へのプロセスで「受容」は相手を受け止める心構えで関わることができれば「共感」はその上で相手の気持ちを汲み取って伝え、「ラポール形成(絶対的信頼関係)」され円滑な関係を築いていけます。
『心の余裕』『深呼吸』『メタ認知(俯瞰客観視)』は時と場面で必要ですね。