はじめまして。デクシスプランニング様とチーム連携企業であり、ロボットやAIを活用したラボラトリーオートメーション領域における導入支援コンサルティング会社を行っております、株式会社MIRAの山本と申します。
今回デクシスプランニング様のブログ欄への掲載に対し、弊社の事業紹介を致します。
デクシスプランニング様のチーム連携企業の中でも珍しく実験作業における分析や構想立てを主に行っており、どのようなところに入れられるか、どのような使い方が出来るか、どのようにしていけばもっと使いやすく活用価値が高まるか…ということで色々な研究者の方の作業を見させて頂いてはアイデア出しを行っております。
現在設立しまして5年が経過しておりますが、AI、ソフトウェアや研究者の方で言うところのドライな領域のコンサルティングはこの5年の中でも益々増えている状況ですが、メカ・ハードウェアをはじめとした動作の一つ一つまで睨めっこをして伴走していくコンサルティング会社はあまり多く出てきませんでした。私も一時AIベンチャーに属していましたが、ロボットを用いた装置はあくまでリアルな環境での活用になりますので、色々なパラメーター(ノイズ)が常に働き、ソフトウェア、AIエンジニアで計画するシミュレーションだけではクリアしきれない課題がいくつも出てまいります。ちょっとした位置ずれ、角度ずれ、すべり、温度、反射、環境…など色々なものが影響するのでAIビジネスをされている方々にはとても意地悪なものなのかもしれません。
そういった中でなるべくリアルなところで伴走して研究者の方とともに考えてロボット装置構想を描いていくことをサポートする、案件内容のよって実際に開発する会社を選定してコミュニケーションも行うという形がユーザの方にとって都合が良いと思います。
そしてこれはシステムインテグレーターの方々にとっても都合がよいことが多くあります。
工場における搬送や組み立て、加工作業と比しましてラボラトリーにおける研究者の行う一人当たりの作業は多岐に渡り、また行っている内容も理解が難しいもの、作業そのものもトレース難易度が高いものも多くあります。一方で、自動化に慣れていないラボラトリユーザはどのような動作、作業が難しいのか、共有すべきことなのか等、伝え慣れしていないこともあり、インテグレーターサイドとしても不透明な部分が発生しやすく、結果としてうまく双方の想いや理解が進まないケースがあります。
それらの解決を果たすべく、少々おせっかいに互いの想いを画にして寄り添えるような支援が出来ればと日々考え活動しています。
そういった意味でデクシスプランニング様と連携協力してご提案することがあり、その中でも工場サイドだけでなくラボラトリー、サービスシーンにおける自動化構想ということで連携、支援が出来れば幸いでございます。また、色々なロボット/AIを用いたDXを含めましたリサーチ、市場動向や展望、導入事例を交えたフランクな雑談なども大好きですので、その会話の中で少しでも気づきがあればと思っております。
今後色々な形でデクシスプランニング様とのチーム連携を通じましてラボラトリーオートメーションをはじめとしたロボット、AIに関する導入のお役立ちが出来ればと思いますのでよろしくお願いいたします。
ご協力:株式会社MIRA 代表取締役 山本圭介